2012年11月23日金曜日

皇帝ダリア

 JRや松山自動車道・国道を車で西条市内に入ると、
 山の中腹に古風な建物が見えます。
 その外観からお寺や神社と思われる方も多くいますがこの建物は、
全国でも数少ない弥生時代後期の高地性集落跡として知られている「八堂山」の中腹(196m)に、考古歴史学の学習拠点として平成3年5月にオープンした
「西条市考古歴史館」です。
 鉄筋コンクリート3階建て、弥生式住居を模したユニークな造りで、
十字型の屋根飾り「千木(ちぎ)」が特徴的な建物で、
外壁には弥生時代の生活様式を描いた浮き彫りがあります。

 展望台を兼ねたベランダからは、眼下に広がる市街地や道前平野・瀬戸内海の
すばらしい展望ができ、天気の良い日には”しまなみ海道”が走る島々も一望できます。
また、夜間は毎日建物をライトアップしており、暗闇に包まれた山腹にぽっかり浮かぶ姿は幻想的です。
 その「考古歴史館」がある西条市八堂山では、
現在「皇帝ダリア」が見頃を迎えています。
 5年前に数本植えられたのが始まりで、毎年増え、今年は約400本の
皇帝ダリアを楽しめます。
この「皇帝ダリア」…
成長すると3メートルから4メートルにもなることから
「皇帝」と名付けられたそうです。
 12月初旬まで楽しめるそうですので、ぜひお出かけください。
 
〒793-0036
愛媛県西条市福武乙27番地6
TEL・FAX:0897-55-0419
西条市考古歴史館